太りやすい食べ方とは?血糖値と食べる順番に要注意!
「そんなに食べていないのに、なぜか体重が増えてしまう…」
このような悩みを抱えている方は少なくありません。
実は太りやすさは、「食べる量」だけでなく、「食べ方」や「食べる順番」、
そして「血糖値の上がり方」と深く関係しています。
太る原因の一つに挙げられるのが、血糖値の急上昇です。
炭水化物(ご飯・パン・麺類など)を最初に食べると、
体は急激に血糖値を上げます。
すると、血糖値を下げようと「インスリン」というホルモンが
大量に分泌されます。
インスリンは血糖値を下げる働きのほかに、
余分な糖分を脂肪として蓄える働きもあるため、
血糖値が乱高下しやすい食べ方は、
太りやすい体質をつくってしまうのです。
これを防ぐために有効なのが、「食べる順番」。

太りにくい食べ方の基本は、
①食物繊維(野菜・海藻・きのこ)→
②たんぱく質(肉・魚・大豆製品)→
③炭水化物(ご飯・パンなど)
この順で食べると、最初に摂取した食物繊維が
胃や腸での糖の吸収をゆるやかにし、
血糖値の急上昇を抑えてくれます。
これだけでも脂肪の蓄積を防ぐ効果が期待できます。
また、早食いも血糖値を急激に上げる要因です。
満腹感は食べ始めてから約20分ほど経ってから
感じられるため、早く食べ終えてしまうと必要以上に
食べてしまいやすくなります。
よく噛んで、ゆっくり味わいながら食べることが大切です。
理想は1口30回以上噛むこと。
ながら食べもNG習慣。テレビやスマホを見ながら食事をしていると、
脳が「食べた」という感覚をしっかりと認識できず、
満腹感を感じにくくなります。結果として無意識に
食べ過ぎてしまう原因になります。

さらに、夜遅い時間の食事も太る大きな要因です。
夜は代謝が落ち、食べたものがエネルギーとして使われにくくなるため、
脂肪として蓄積されやすくなります。
夕食は就寝の3時間前までに済ませるのが理想です。
まとめ
太りにくい体を目指すなら、「何を食べるか」だけでなく、
「どう食べるか」
「どんな順番で食べるか」
「血糖値をどうコントロールするか」にも意識を向けましょう。
食習慣を少し変えるだけで、体も変わり始めます。
まずは今日の食事から、見直してみてください。
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